今回ご紹介する教材はこちら。
『Z会グレードアップ問題集 小学5年 英語』/Z会編集部
きっかけ。
自分も中学・高校時代にZ会の通信教材を使っていて、高校の時は『速読英単語』を愛用していた。
つまりもともとZ会の教材が好きだったので、Z会が出版している小学生向けの英語教材も興味があったので買ってみた。
それにこのシリーズ、なぜか美味しそうなご飯の写真が表紙なのもとても気になる。
ちなみにこの『Z会グレードアップ問題集 小学5年 英語』の表紙は、色鮮やかなちらし寿司。
なぜ。。
教材のレベル・内容
内容
1回4ページで、22回分ある。
音声は付属CDまたはダウンロード。
基本的な構成は、
1ページ目・・・お手本の会話文を聞き、リピートして練習。
2ページ目・・・単語をなぞる、穴埋めして文を完成させる等。
3・4ページ目・・・リスニングクイズ
となっている。
会話テーマは自己紹介から始まり、
好きなこと、〜できる、〜したい、道案内など、
日常生活でごく頻繁に触れる内容ばかり。
文法・表現の説明もあるが、身近な会話内容から学ぶので、自然に頭に入りそうだ。
文章→練習→確認問題と、従来の学習方法を踏襲しながらも、
「自然な英語」「耳から入れる」という言語学習の効果的な方法を心がけて教材が作られているのがわかる。
「不自然な英語」としてよく引き合いに出される「I have a pen」みたいな文章は、もちろん一切出てこない。
なぞる練習こそあるものの、退屈で苦痛な繰り返し練習などはなく、単調さを感じることなく進められるだろう。
レベル
「初めて英語に触れる」小学生にはちょっと難しいだろう。
小学5年になるまでに、1〜2年英語学習経験があると良い。
2020年に小学5年から英語が正式教科となり、「学校の授業が簡単すぎてつまらないなあ」と感じる子にもおすすめだ。
小学校の英語の授業よりははるかにレベルが高いと思う。
勝手に5段階評価
5つ星中、
☆☆☆。
3つ。
質はとても良いのだが、平均的な学力の小学5年生が家で学習するにはやはり少し荷が重い。
盛りだくさんすぎる感もある。
ただ、
もともと英語が得意or学力が高い5年生や、
親が中学〜高校初級くらいの英語力があって、子供の学習を手伝える場合は、
☆☆☆☆☆。5つ星。
かなりおすすめ。
まとめ
Z会らしく、レベルが高い教材。
クオリティも高く、子供の英語学習についてよく研究されているという印象を持った。
勉強ができる子にはオススメです。