
英語学習アプリ『SpeakBuddy』を使ってみた。
「AIを使った英会話アプリ」と聞くとものすごく先進的で画期的な印象で、いかにも効果がありそうである。
しかし実際には、そうでもなかったのだが。残念なことに。
この記事では、SpeakBuddy の機能や使い方、使用した上での率直な感想を紹介する。
<目次>
アプリ概要
機能がいろいろあるのだが、王道的な使い方をご紹介。
レッスンの種類
・ビジネス
・日常
のいずれかを選べる。
それぞれ
・初級
・初中級
・中級
・中上級
・上級
・最上級
とあり、いずれの級にも9レッスンある。
学習の進め方
例えば、
「日常」→「初級」の中にある、「出会い」というレッスンを選ぶとしよう。
「出会い」の中には、7つのシナリオが用意されている。
最初に「自己紹介」というシナリオがあるので、選ぶ。
「会話モード」に進む。(リスニングモードや穴埋めモードもある)
すると、画面にAIさんの顔が表示され(目がパチパチまばたきしてリアル)、
決まった文をしゃべりかけてくる。
その返答にふさわしい文を2択で選び、マイクを使って選んだ文を読む。
するとまた話しかけてくるので、またしゃべって・・を何ターンか繰り返す。
しゃべるごとに発音などを評価してくれる。会話を終えた後に、最終的な評価も表示される。
あちらがしゃべる文は、最初は表示されていないので耳で聞くだけなのだが、もしわからなければボタンをタップすれば表示される。
さらにその英文をタップすると、日本語を表示することもできる。
この「会話モード」を進めるのがSpeakBuddyの一番の王道的な使い方。
しかし、一応他の機能もお伝えしておく。
発音練習
「発音」モードでは、発音記号(例:æ)ごとに練習ができる。
実際に外国の方が発音している動画が用意されており、どのような口の形をして発音するのかを見ることができる。
キャラに話しかける
SpeakBuddyのロボみたいなキャラクター?にマイクを使って話しかけられる。
しかし、これがあまり融通がきかないというか、、
提案された文でないと、正しく反応してくれない・・・。
なので、残念ながらこの機能は全然使えない。
こういう自由会話っぽい機能こそがAIの腕の見せどころだと思ったのだが・・・
料金
月額1950円。
1週間無料体験ができる(2019年9月現在)。
勝手に5段階評価
5つ星中、
☆☆。
2つ。。
感想
「本物の人間」ではなく「AIさん」と会話ができるということで、
緊張せずに英会話ができる!というのが売りのアプリ。
でも・・
本当に英語をしゃべれるようになりたいのなら、
緊張したほうがいいんじゃないか?
と思ってしまう。
書籍やアプリなど、「相手としゃべる」以外の手段で英会話の勉強をするのであれば、
「英語をいっぱい聞く」(英語のリズムや発音に慣れるため)
「文法や単語を勉強する」(会話においても最低限必要だから)
などに振り切った方がいいのかなあと・・
その点SpeakBuddyは「自分がしゃべる」アプリなのだが、所詮相手はいない。
英会話学習ツールとしては、中途半端な印象を受けた。
「英語しゃべれるようになりたい!」と真剣に思っている人よりも、
「英語を勉強するのが趣味」という人の方が向いているアプリだが、
それにしても月額1950円は高い。。
だったら紙の教材一冊買って趣味的に勉強した方がいい気がする。
AIがもっと発展すれば話は別なのだが、現時点ではダメ。
まとめ:今のところSpeak Buddyは微妙
英会話ができるようになるためには、「誰か(人間)とたくさん英語をしゃべること」。
アプリ等その他の教材は、補助的に使うものと思っておいたほうが良い。
ちなみにアプリだと、SpeakBuddyよりもスタディサプリのほうがオススメ。

レビューはこちら。
「スタディサプリ新日常英会話コース」の感想。英会話アプリでは一番おすすめ
英会話でおすすめなのは、DMM英会話。

レビューはこちら。
というわけで、英会話アプリSpeakbuddyの辛口レビューでした。