
「やっぱり幼いうちから英語を勉強させておいたほうが良いのかなあ。
でも、高額の教材を買う余裕なんてウチにはないし、塾は送り迎えが大変。
本屋やアマゾンで買えるような、安くて良い英語教材はないかな?」
という親御さんのために、英語初心者の幼児におすすめの教材を紹介します。
3歳頃から文字に興味が出始める子が多いかと思い、
今回紹介する教材の対象は大体「3〜6歳の幼児向けの教材」としました。(もちろん個人差はある)
目次
・英語教材は本屋のもので十分。
・おすすめ幼児英語教材4冊
・まとめ:まずは英語を楽しもう
英語教材は本屋のもので十分。

世の中には、ものすごく高額な幼児向け英語教材がある。
最初に大金を払い、セットで購入するタイプのものである。
そのような教材がインチキだとか、無意味 だと言うつもりはない。
ただ、無理して買う必要性はまったくない。
幼少期に高額英語教材で学び、英語が得意になる人は確かにいる。
しかし、逆に、金かけても英語をモノにできずに終わる人もいます。(切ない)
そして、幼少期に英語にまったく触れずとも、大人になってから英語を仕事にする人もいる。
私の場合は、このパターンだ。
幼少期の英語は、ムダではないだろうが、無理してやらせるものでも決してない。
「子供への投資」というより、「親の趣味」程度に思うのが良い。
子供といっしょに英語という趣味を楽しむのが理想的。
そして、できればその「趣味」に大金をかけたくはないものだ。
本屋やアマゾンで買えるものでも、十分質の高い教材はある。
とは言え、クズ教材が多いのも事実・・・・
(実体験に基づく)
大した金額ではないとしても、「買って損した!」という経験はしたくない。
(散々経験してきた)
そこで、市販の幼児~小学校向け英語教材を30冊以上買って検証した英語講師の私が、英語初心者の幼児向けとしてオススメできる教材を4冊紹介します。
(本当は5冊選びたかったのですが、妥協せずに選ぶとどうしても4冊になってしまった)
いずれも、1冊¥2000以下というお財布に優しい価格である。
おすすめ幼児英語教材4冊
1. アリスのジュニア英語耳
¥1260(税抜)
オールカラー、CD付き。
子供にも身近な「食べ物」などの英単語をCD を繰り返し聞き、発音しまくって英語を耳に叩き込む。
「聞いてマネして発音」を繰り返すことで、 教材の名の通り『英語耳』を育てる方法。
この教材の最大の特徴は、 「なぞる」「書く」ページがゼロであること。
鉛筆を持つ必要がない。
教材を開いて、CD聞いてマネする。これだけでOK。手軽で良いと思う。
表紙が妙に女の子向けっぽいのがちょっと残念なのだが、男の子でも全然問題なのでご安心を。
実際、私の息子(3歳)に教材を見せながら聞かせたところ、かなりおもしろがってマネして発音していた。
2. キクタンキッズ
¥1600(税抜)
子供用から大学受験用、大人用まである「キクタン」シリーズ。
キクタンでは、単語をチャンツ(調子の良いリズム)に合わせて発音して英語を練習する。
こちらのキクタンキッズシリーズは初級・中級・上級とあり、初級は幼児でも知っている身近な単語ばかりなのでオススメだ。
単調なリピート練習が苦手な子供でも、リズミカルなチャンツだと楽しく学習できる。
私が英語を教えている小学生も、淡々と発音する単語練習よりもチャンツのほうがずっとノリノリで進められている。
一応「単語をなぞる」というパートもあるのですが、幼児の場合はやらなくて良いと思う。
CDを聞いてマネするという使い方だけで十分である。
3. ひろつるメソッド 子ども英語 Don Don English!
¥1680(税抜)
これも書くページはなく、CDで単語を聞いてリピートするシンプルな教材。
キクタンのようにチャンツのリズムに乗るのではなく、普通に発音するタイプなので、
お子さんの好みに合わせてキクタンかひろつるを選ぶと良いのではないだろうか。
途中から単語ではなく文章の練習になるが、子供はマネがうまいので意外とできてしまう。
もしできなければ、それ以上は先に進まずに、また最初のページに戻って繰り返すのもひとつのやり方だ。
4. クレヨンせんせいのえいごであそぼう
¥1400(税抜)
身近で簡単な単語のつづりを、お手本と同じようにクレヨンでアルファベットをなぞる教材。
イラストの部分をぬりえとして使うこともできる。
上の3冊とは違い「書く」ことがメインの教材であるが、CDが付いているのですべての単語の発音を聞くことができる。
・クレヨンを使うのが好きな子
・文字に興味を持ち始めた子
にオススメ。
まとめ:まずは英語を楽しもう

今回は、英語にまったく触れたことのない幼児にオススメの教材を紹介した。
何より英語に興味を持ち、好きになってもらうのが一番。
上記のような教材を試してみて、もしお子さんが「もっと英語やりたい!」と言ったり、そんなそぶりを見せたら、次のステップ(レベルの高い教材や、英会話教室)に進んでみると良いだろう。