この記事では、私が英検一級の2次試験を受けたときのことを紹介します。
会場到着~控え室にて
私はどんな試験でも会場に早く着いてしまうのが嫌なので(控え室の雰囲気が苦手だから)、その辺をブラブラして時間調整してから入りました。
控え室に入ったのは私が一番最後だったようです。
そうすると、試験を受けるのも一番最後になります。
控え室では、参考書?を熱心に読んでいる人もいましたが、私の場合は「きっと頭に入らないだろう」と思い、そもそも何も持ってきていませんでした。
当時ガラケーだったので、だいぶヒマでした。
いざ2次試験
会場に来るのが早かった人から順に面接試験を受けていきます。
自分の順番の5人前くらいになると、試験室前の廊下に置いてある椅子に座って待つよう指示されました。
廊下に座っていると、試験を受けている人のしゃべる英語がほんのり聞こえてきました。
何を話しているかまではもちろんわかりませんが、どの受験者もペラッペラに聴こえてどんどん不安になってきました・・・(最後に来たことをここで後悔した)
さて自分の順番が回ってきて、入室。
試験官2人と、時間を測る人やら、なんだかズラ~っと人がいて、雰囲気はピリピリしているし、緊張感がより一層高まってしまいました(小心者だから)。
自己紹介が終わり、提示された選択肢から「臓器提供」関連のテーマを選びました。
それについてまず自分の意見を述べます。
しかし、しゃべっている途中に「あれ?もしかして質問の意味間違えてた?」と気づきましたが、どうにもできずそのまま突っ走ってスピーチ終了・・・。
案の定、「的外れですよ」「はき違えてますよ」的なことを言われ(もちろん英語で)、
なんだか試験官が威圧的だったのもあって 、泣きそうになりながらアイムソーリーを繰り返しました。(ダサい)
その後のことは正直おぼえていません。それくらい情けなくて恥ずかしかったです。
何をしゃべったのかさっぱり記憶にないですが、とりあえず黙ることなく何かしら言葉を発し続けたかと思います。
ただし「しゃべってれば受かる」というのは3級までですがね・・・
1級の2次試験合格率は、大体6割くらいしかありません。
苦労して筆記試験を突破しても、2次で半分弱も落ちてしまうのです。悲しい。
結果:なぜか合格
試験が終わり、もう絶対落ちたと思っていて、京都駅で泣きながら家に電話しました。(※25歳)
結果は、合格でした。ものすごく驚きました。合格点のわずか1点上でしたが・・・
アイムソーリーを連呼していた私が受かるとはビックリです。
ペラペラに聴こえた他の受験者の中には落ちた人もたくさんいるのだと思うと、不思議です。
どんなふうに採点しているのか気になりますよね・・・。
以上、英検一級2次試験体験談でした。