成田からイギリスへ出発!
一番安かったエミレーツ航空を利用。
預け荷物は40kgまで無料だったので、
超過しないよう重量を入念に計りながら荷造りをした。
成田に着いてチェックイン手続きをするのだが、
一人で飛行機に乗ったことがないし、
まず海外に行ったことがないので、
とてつもなくテンパった。

しかもその時点で、
私は英語がしゃべれなかった(笑)
試験でしか話したことがなく、
空港でいっしょに列で待っているおじさんに何か英語で話しかけられたのだが、
よくわからないのでイエスイエースと適当に答えるのが精一杯という、
今思うとなんとも無謀な留学生だった。
それでも能天気にワクワクし、
お寿司を食べたり

飛行機を眺めたりしてウキウキ待っていた。

そして
飛行機に乗り込み、
夜発だったので夜ご飯を食べて、
グースカ寝ているとドバイに到着。
トランジットを経て、
アラビックな機内食を食べ・・・

マンチェスターに無事到着。
マンチェスター空港にて
私の最終目的地はリバプール大学。
リバプールには一応ジョンレノン空港があるのだが、
これはあまり大きくない空港であり、イギリス国内線がメインの空港である。
なので日本からリバプールに行くときは、
まずマンチェスター空港に飛び、そこから電車に乗って
「リバプール・ライム・ストリート駅」に向かうのが一般的なルートである。
なので私はこの後マンチェスター空港を何度も利用することになるのだが、
この空港、実はあまり好きではない。
入国審査が、
ロンドンはいつ行ってもユルユルで通してくれるのに、
なんか知らんが
マンチェスター空港はキツく責めてくる職員が多いのだ。(※個人の意見です)
それはそれとして、
初めてこの空港に降り立った頃、先ほども述べたように
私は英語がろくにしゃべれなかった。
入国審査ではいくつか質問に答えなければならないので、
はっきり言ってピンチだった。
ちなみにただの観光の場合は大した質問はされないと思う。
しかし私は「学生ビザ」(ビザの中で最も身分が低いと言われることも・・・)で入国しようとしていたので、
色々なことを聞かれたのだ。
早速何か質問されるも、
ヤベーわからん!
となって、
「えっ?」を連発しながらアタフタしていると(パードゥンと聞く余裕すらなかったらしい)、
「For example, law, economics…」(例えば法律とか、経済とか・・・)
と助け舟を出してくれたので、
やっと「専攻科目は何か?」と質問されていることがわかった。
そのほかにも何か聞かれたはずなのだが、
嫌な思い出だからか、記憶にない。
とりあえず、無事入国することができた。
空港内を歩いていると、こんな地図があってびっくりした。

本州がない!!!
しかし、向こうの世界地図はイギリスが中心になっているので、
日本は地図の右端のほんの小さな国。
日本の一部が無くなっていても、あちらの人はほとんど誰も気づかないだろう。
随分遠くへ来たもんだと実感した瞬間である。
マンチェスターから電車でリバプールへ
飛行機を降り、マンチェスターからリバプールへ1時間かけて電車で向かわなければならない。
この電車のチケットは、日本にいるときにネットで買ってあったのだが、
マンチェスター空港駅のチケット発券機で発券しようにもなぜかできない、、、
こういったトラブルは、海外あるあると言えよう。
イギリスに着いた途端に、そんな嫌なあるあるに直面してしまう。
番号を何度入力しても、発券してくれない(泣)
職員のおっさんに頼んでやってもらっても、できない(泣)
(しかもこのおっさん、「できないね〜」みたいなこと言ってほっといてどっか行ってしまうという、まるで使えない職員)
今思えば、
新たに買っても大した金額ではなかったのだろうが、
貧乏学生にしたらこんなに悲しいことはない。
でも仕方ないので、新しく切符を買った・・・。
皆さんも、海外旅行では多少の損はつきものだと心得てください。
そうこうしているうちに、中国の集団がやってきて、
改札で何か証明のようなものを見せて通っている。
その影響で改札が大混雑し、通るまでに恐ろしく時間がかかり、
何本か電車を見送る羽目に・・・・
この時点で夕方の4時かそこらで、
夜までに目的地に着きたい私は、
相当焦って泣きそうになっていた。
それでもなんとか電車に乗り込み、
リバプール・ライム・ストリート駅に到着!!

無事にリバプールまで来れて、安心した。
次は、駅から大学の寮まで歩かなければならない。
留学の日々②へ続く。