どうも!
私は以前、イギリス・リバプールに留学していました。
一般的に留学と聞くと、華々しいというかリッチというか、そんなイメージが浮かぶかもしれません。
しかし私の留学体験はまったく違って、かっこ悪い話やらみっともない話に満ち溢れています。
そんな恥ずかしエピソード盛りだくさんな私の留学エピソードの中でも、今回は寮から罰金を食らった話をご紹介しようと思います。
なぜか火災報知器が頻繁に鳴る寮
私は留学中、ずっとリバプール大学の寮に住んでいました。
理由はわからないのですが、寮では頻繁に火災報知器のジリジリ音が鳴り響くのです。
ひどい時は週に何回も鳴っていました。
寮生は、その度に避難として部屋から出なければいけません。
「いいかげんにしてくれよ」と思って、週3回目くらいに火災報知器が鳴ったある日、無視して自室で朝メシを食ってたんですよね。
(ただのぐうたらである)
すると、部屋のドアをドンドン叩く音が。開けるとそこには中国男子2人。
そのまま寮の事務所に連行されてしまいました。
「避難しなかったから」という理由で10ポンドの罰金を科せられる
寮の管理長の中年女性は、なんだかカンカンに怒っています。
「なぜ部屋から出てこなかったんだ」的なことをわめかれ、私を連行した中国人は
「She was having breakfast!」(彼女ってば朝食を食べてたんですよ!)と得意げにチクっていました。
そうして管理長の女性は私に向かって
「You’ll be fined!!!」(罰金よ!!!)
と力を込めて吐き捨てました。
このやり取りのの間、私はずっと黙っていました。
罰金を払わなかった理由
その後「罰金10ポンド(約1,300円)」の記録は、大学の私のアカウントの明細に記されました。
しかし、私はハナからそれを払う気はありませんでした。
なぜなら私は寮の管理に非常に不満があったからです。
私が住む寮の棟には5〜6人が入居していましたが、そのうちの一人の中国人女子が、彼氏(中国人)を同室に住まわせていました。
寮ですから、キッチンもシャワーもトイレも共用です。
「女子寮に男が住んでるとかありえないだろ」と、私はかなり頭にキていました。
何度も管理長に連絡したことがあります。
しかし、「なんとかする」と返答しながら、ついぞこの状況が解決されることはありませんでした。
それどころか、管理長が私が不満に思っていることをその中国人女性に告げ口して、寮での私の立場が微妙になり(ほかは全員仲良し中国人)、問題が余計にややこしくなったくらいです。
そういうわけで、管理長に対しては、カンカンに怒りたいのも罰金食らわしたいのもこっちだよという思いがあったのです。
「それとこれとは話が違う」と言われればそれまでなのですが、自分の仕事(寮の管理)もしないで私にだけ罰金を科すのはおかしいという気持ちは変わりませんでした。
その後も、大学からアカウントの状況が届くたびに、「10ポンド払ってない金額がある」というふうな記載があったのですが、無視しました。
日本に帰ってからもずーっと明細は来たんですが、無視を貫きました。(※マネはしないほうがいいです)
まあたかだか10ポンドで訴えられることはないですし。
たかだかっていうなら払えよ!って話ですよね。フフ…
まとめ:海外では、ときには強く出たほうがいいのかも?
日本に比べて、理不尽なことがはるかに多い海外生活です。
納得できないことには応じないという強い気持ちを持つこともときには大事なのではないでしょうか?(開き直り)
と言っても、避難については、「本当に火災だったらどうするんだ」って話なので、自分の行動が愚かだったことには変わりないです。
めんどくさがりはいけないですね。
そういえば、私はビートルズ・ストーリー(リバプールにあるビートルズ博物館)に4〜5回行ったことがありますが、そのうち2回火災報知器の警報がなって避難しました。
寮と同じく、もちろん火事も何事もなく再入場となりましたが。
なんでしょう、このイギリスの火災報知器事情。
性能がかなり疑わしいものです。
今回の記事は以上です。