どうも!シフォンです。
私は、2011年夏からイギリスのリバプール大学大学院に留学していました。
ところで、留学先にリバプールを選ぶ人はものすごく少ないと思います。(きちんと調べたわけではないのですが)
まず、イギリスという国自体が「留学先」としては今や少数派かもしれません。物価が高いし、食べ物はまずいし。
イギリスに憧れて留学する人がいたとしても、たいていはロンドンを選びます。
そこで今回の記事では、
なぜ私が留学先にリバプール大学院を選んだのか?
について書きたいと思います。
就活のやる気がまるで無かった大学3年生
大学3年生の春、ほんのり就活の雰囲気が漂い始めていました。
私自身も、大学で催された「エントリーシートの書き方講座」に一応出席はしていたと思います(一文字も書かずに終わったけど・・・)。
あと、就活サイトにもいくつか登録はしていました。
さらっと調べるものの、ピンとくる会社はない。サッパリない。ていうか働きたくない。(ダメ人間)
就職自体にしっくりこない・・・
そこで、「就職よりは、大学院かな?」と思うようになりました。
ビートルズ好きからのリバプール!という安直すぎる留学理由
その頃、私はビートルズにはまっていました。(今でも大好きです!)
高校まではそんなに聴いていなかったのですが、大学で音楽サークルに入り、ビートルズファンがいっぱいいて自分も影響されたのです。
そんなとき何気なく「ビートルズ 大学院」と検索したら、
「リバプール・ホープ大学で「ビートルズ学」修士号が取れる」というニュースを発見!
ちょうどその頃新設された学科だったようです。
ビートルズについて、音楽的なことだけでなく、「ビートルズが社会にどのように影響をもたらしたのか」を学問として学ぶという点に惹かれました。
何より、「ビートルズの出身地であるイギリス・リバプールで生活してみたい!」というのが一番でした。
ちなみに当時の私は、海外経験ゼロ。日本から一歩も出たことがありませんでした。
しかしなんの不安もためらいもなく「私はリバプールに留学するんだ!」と決意しました。
リバプールに住んで、ついでに修士号も取れる(軽い・・・)し、大学院卒が将来何かの役に立つかもしれないとも思っていました(今のところ大して役に立っていない)。
あの勢いは、今から思うと不思議です。
とにかく強い意志でした。イギリスに引っ張られているような感覚でした。
最終的に「リバプール大学」を選ぶ
「ビートルズ学」修士号を取るために、当初はリバプール・ホープ大学を志望。
しかし、教授に推薦状をお願いしに行ったときに、
「地名プラス〇〇という名前の大学は、基本的にレベルが落ちるからやめたほうがいい」
「リバプール大学のほうが良いのではないか?」
と助言を受けました。
また、留学相談をした別の講師からも、
「ホープ大学付近は治安が心配かもしれない(ただし現在ではそんなに悪くないかもしれない)」
という情報をもらいました。
そこでリバプール大学のほうを調べてみたら、「音楽産業学科」と言う学科があることがわかり、
この学科でも
・「ビートルズと観光」
・「ビートルズの社会的影響」
など、自分が興味を持っていることを研究できると思ったので、志望校をリバプール大学に変えることにしました。
志望校が決まり、留学準備の日々に入りました。
海外留学については完全に無知だったので、まずは「海外留学ナビ」というサイトで資料請求。
その後、IELTSの点数が必要であることがわかったので、
まずIELTSの勉強を始めることにしました。
以上、「リバプール大学を選んだ理由」についての記事でした。