イギリス留学中の食事・料理事情(ただし貧乏学生の場合)。ニンジンが燃えた話など

 

どうも、シフォンです。

 

私は2011年8月から約1年間イギリスの「リバプール大学大学院」に留学していました。

 

その間、ずっと大学の寮で生活していました。

 

この記事では、寮生活での食事・料理事情についてご紹介します。

 

 

5〜6人の棟の一階に共有キッチン。冷蔵庫も共有。

 

寮は5〜6人くらいで一つの棟(3階)になっていて、私の部屋は2階にありました。

 

キッチンは1階。キッチンのすぐ外に大きな冷蔵庫が一つ、冷凍庫も一つ。

 

いずれも共有です。

 

冷凍庫のほうはとても大きいのでたくさん入りますが、冷蔵庫は中の一段だけが自分のスペースだったので、あまり大量には入れられませんでした。

 

 

寮は、日本人が私一人、ガーナ人が一人、他は全員中国人。

 

ガーナ人も中国人も、この共有キッチンでワイワイと料理し、キッチンルーム内にあるテーブルでみんな仲良く食事していました。

 

 

一方で私なんかは他人と過ごすのがとても苦手だったので、寮にいるときはなるだけ部屋にひきこもっていました。

 

ほとんど料理しない寮生活。電子レンジでニンジンが燃えた話

 

そんな人見知りな私な、キッチンで人としゃべるのが嫌で、あまり料理をしませんでした。

 

キッチンでは冷凍野菜(ブロッコリーなど)を茹でたり、湯を沸かしたり、電子レンジ使ったりするくらい。

 

さささっとキッチンに入って作業して、さささっと部屋に帰って食べていました。

 

そういえば、寮に入って間もない頃、ニンジンをやわらかくしようと思って水かけて電子レンジで加熱したら、燃えました

 

庫内でニンジンから火が出てました

 

うろ覚えですが、確か電子レンジが900Wくらいだったのです。

 

日本と比べてだいぶワット数が高くて、それで燃えてしまったのだと思います・・・

 

キッチンルーム内には中国人たちがいて、「なんかやばくない?」みたいな雰囲気でした。

 

しかし全然仲良くなかったので、直接話すこともなく、速やかにニンジンを片付けて退散しました。

 

だいぶ気まずかったです。

 

じゃあ一体何を食べていたのか

 

・食パン

・カップケーキ

・コーンフレーク(牛乳をかける)

・冷凍野菜

・トマトなどそのまま食べられる野菜

・ハム

・サバの燻製

・米(日本食通販で買える)

・そば(中華スーパーで買える)

 

主な品目はこんな感じです。

 

留学生活の後半には、野菜はめんどくさくて全然食べてませんでした。

 

食パンばっかりとか、コーンフレークばっかりとか、カップケーキばっかりとか。そんな感じでした。

 

まあ学生でしたし、バランスもへったくれもない食生活を送っていました。

 

よく糖尿病にならずに済んだなぁと思います。

 

一斤1円の食パンを買い求めた日々

 

寮から徒歩25分くらいのところに、大きなスーパーがありました。

 

そこは22時閉店で、20時くらいになるといろいろな品物が値下げします。

 

この点は日本と大して変わりませんが、ここからがビックリです。

 

なんと食パン一斤0.01ポンド(約1円)まで値下がりするのです。

 

これを買わない手はありません。

 

来る日も来る日も、夜25分歩いてこのスーパーに通いました。

 

毎日売れ残っているわけではないので、1円食パンが手に入らなかった日はションボリしながら帰りました。

 

行きは下り坂なのですが、帰りは上り坂なので、買い込むと重くて辛かったです。

 

1円食パンは、もちろんその当日が消費期限。

 

当然その日のうちには食べ切れないので、一切れずつラップでくるんで冷凍しました。

 

ちなみに、イギリスの食パンは全然おいしくありません。やたらパサパサしてました。単に腹を満たすために買っていただけです。

 

日本の食パンは、最強です。

 

まとめ:社交的な人はもっと留学を楽しめる

 

友達を作ったり、人と話すのが好きな性格なら、他の寮生とたくさん交流して楽しめたと思います。

 

残念ながら私は根暗だったんで、みんなと仲良くワーイ♪な寮生活は送れませんでした。

 

 

でも自分の部屋は好きだったので、寮生活そのものは嫌いじゃありませんでした。

 

以上、今回は寮での食事・料理のお話でした。