
どうも!シフォンです。
私は2011夏から1年間ほど、イギリスのリバプール大学大学院に留学していました。
それからもう8年も経ってしまいましたが、ちょっと調べてみたところでは、イギリス大学院留学の事情は現在(2019年)でもあまり変わっていないようです。
イギリスの大学院に留学するには、たいてい以下のものが必要です。
・大学の成績
・IELTSスコア6.5以上(TOEFLのスコアで代替することもできます)
・エッセイ(大学院で何を研究したいかを書いたと思います。)・IELTSスコア6.5以上(TOEFLのスコアで代替することもできます)
・推薦状
詳しくは、こちらに説明があります。
私は、この海外進学センターのIELTS講座に通っていました。
とても信頼できる留学サポート機関です。新宿にあります。
各種試験対策講座、留学サポート(願書等書類提出やビザなど)プログラムなどが提供されています。
今回の記事では、大学院留学に必要なものの一つ、「推薦状」についての体験談を書きます。
推薦状について。大学のゼミの先生にお願いしました。
イギリス大学院留学には、推薦状が2枚必要です。
当時大学4年生だった私は、
・3年生時のゼミの担任(仮にA先生とします)
・4年生時のゼミの担任(仮にB先生とします)
にそれぞれお願いすることにしました。
ちなみに教授ランクですが、A先生が「教授」で、B先生が「准教授」だったかと思います。
「講師」で仲の良い先生が一人だけいたのですが、「「教授」クラスにお願いしなさい」と言われてしまいました。
決まりなのかはわかりませんが、ふつうは教授クラスの先生に書いてもらうものなのかもしれません。
まったく成績の良くない生徒(私)が、「自分を推薦する手紙」を先生にお願いするという申し訳ない話
私は、3年のときも4年のときも、ゼミの成績はBでした(私の大学はA・B・Cの3段階評価でした)。
可もなく不可もない・・・というよりも、出席だけはしていたので、それを考慮してBにしてくれたんじゃないかと思います。
成績うんぬんはさておき、「ゼミの勉強に熱心だった」とか、「A先生やB先生と仲が良い」とかだったら、まだ頼みやすかったことでしょう。
私の場合、まったく熱心でもなく、先生ともまったく仲良くありませんでした。
それなのに、いきなり「イギリスの大学院に留学したいから推薦状書いてくれ!」とお願いするのは、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
もし私が教授の立場だったなら、「いったいこいつの何を推薦したらいいんだ」とほとほと困り果てたに違いありません。
B先生はそのときのゼミの担任だったのでまだ頼みやすかったのですが、A先生にいたっては私の存在を忘れていたと思います。
それでも他にどうしようもないので、勇気をふりしぼってメールして面談し、
推薦状書いていただけることになりました。
変わり者で有名なA先生
A先生は、3年生のときのゼミの先生でした。
中年男性の教授です。
かなり変わった人(とはいえ教授には変わった人のほうが多いかもしれない)で、ゼミのレポートの説明時に
「私の学生時代は、卒論と修論以外、〆切を守ったことはありません!」
と声高らかに豪語していた先生でした。
(豪語する内容ではないと思うのだが)
なので、推薦状についても、自らかなり心配されていました(〆切について)。
2人で話し合って「〆切日」を設定し、〆切当日の夕方、連絡が来ました。
「図書館のこの席で待っていてください。書き終えたら持ってきます」
とのことでした。
先生はその席から見える、でも少し離れた場所で、推薦状を書かれておりました。
よくわからないのですが、
「自分から見えるところで待っていてもらえば、プレッシャーで書ける」ということらしかったです。
無事に推薦状をいただけました。ちなみに中身は見れません
なんだかんだありつつも、A先生・B先生の両者から推薦状を書いていただくことができました。
推薦状は封筒で渡され、閉じたところに大学の印鑑か何かが押されていて、受験者は中身を確認することはできません。
そのまま他の必要書類とともに大きな封筒に入れ、大学へ郵送することになります。
中身、ものすごく気になりますよね。
私みたいなできの悪い生徒の何を書いていただいたのか。
今回は、推薦状についての体験でした。
大学院留学を考えている大学生のみなさんは、教授数人と仲良くなっておくことをおすすめします。
教授と親しくなるというのは、つまりその科目をがんばって勉強するということです。
イギリスだけでなく、アメリカ・カナダの大学院に留学する場合も推薦状が必要です。
教授と良い関係を築いていると、推薦状を書いていただけるだけでなく、海外・留学情報についてアドバイスを聞けるというメリットもあります。
まあ、そもそも全体的に成績が良ければ、推薦状も堂々とお願いしに行けるとは思うんですけどね・・・反省。