『中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本』/ KADOKAWA 内容と感想

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中学生向け


 

『中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本』/ KADOKAWA をご紹介。

 

内容・レベル

805語の英単語が収録されており、

教科書で言うと

『NEW HORIZON』『NEW CROWN』(←この2つのいずれかを使っている学校が多い)『SUNSHINE』『COLUMBUS21』『TOTAL ENGLISH』『ONE WORLD』で学習する単語から重要なものが厳選されている。

 

中身は「中1レベル」「中2レベル」「中3レベル」の3章構成で、

それぞれ動詞・形容詞・名詞…など品詞ごとに分けられている。

 

すべての単語にシンプルなイラストが付いていて、とても見やすい。

 

付属CDは無いが、オンラインで音声ダウンロードできるようになっている。

 

おすすめの使い方

 

小学校6年生から、「中1レベル」の章を音声を聞きながらぼ~っと眺めておくと良い。

 

ページ数を見ると、

中1レベル…95ページ

中2レベル…73ページ

中3レベル…47ページ

となっていて、中1レベルの章が一番長くなっている。

 

中1が最も重要単語が多いという理解で良いだろう。

 

小学校から英語塾に行っていたりすると、中学1年生の序盤は退屈かもしれないので(ここで油断ぶっこいていると、ある時点でちんぷんかんぷんになって置いてかれることもよくあるので注意)、

中2レベルと中3レベルは、中学に入ってから暇だったらやってみれば良いかと思う。

 

赤シートがついていて、日本語を隠しながら読める。

 

 

ひとつ苦言を申し上げるとすれば、音声が

日本語→英語 の順番だというところ…

 

英語→日本語にしてくれれば、

赤シートで日本語を隠しておいて、英語が読まれたときに日本語の意味を頭で考えられるのに。

 

あ。でも、本は見ずに、音声で日本語が読み上げられたときに英語で答えてみるという使い方もできそうだ。

で、英語音声聞いて答えを確認すると。

 

 

 

 

それにしても、中学英語の単語本は必然的に「be」が一番最初の単語になってしまうわけだが…

たしかに「be」が一番重要単語なのだが、一番難しいというか奥が深いというか…

「ある」「いる」とかいう意味を見てもよくわからないと思うので(厳密に言うとそういう意味だけでもないし)、深く考えずに流したほうが良いだろう。

 

覚えようとしないで、眺めて流して、中1の最後までいったらまた最初からやってみる。

「浅く軽く」を何回も繰り返すと効果的。

 

 

中2・中3レベルのページも、中1と比べて言葉の難易度が高くなっているわけではないので、時間があれば読んでみよう。

 

気に入った単語があったら例文を自分で作ってみるのも楽しい。

 

気楽に中学英語にチャレンジ。

 

中2・中3になったら、こういう市販の単語集ではなく

教科書に沿って単語を覚えた方が良い。

 

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